こっけい

不安障害の症状が現れるとき

わかってるんだ、自分でも。

わかってはいるんだけど、どうしたらいいかわからなくなる。

ささいなことで動揺するし、緊張するし、ざわざわする。

それをやり過ごせればまだいい。

やり過ごせることができず、徐々にエスカレートするといてもたってもいられず、何も手につかず、胸が苦しくなる。

そうした状況やその時の症状を思い出したくない。

なぜなら、傷をなぞるように感じるから。

胸が苦しくなるのが再現されそうだから。

怯えてばかりいる。

状況にも症状にも慣れなきゃ、慣れなきゃ… って自分に言い聞かせながらひとりでもがいている。

日々、ほんとにちょっとしたことでたちまち症状が現れる。

「ちょっとしたこと」、それは我ながらあきれるほどに「ちょっとしたこと」だ。

はたから見たらさぞかし滑稽だろう。

きっと、「そんなことがこわい? それでいちいちびくびくしてたら体がもたないよ~」って。

そう。滑稽で、私は悲しくなる。

…この悲しがり方、おそらく、うつっぽくなってる。

回復するようがんばってはいるんだけど、がんばるたびに反動が大きく、症状が強まるし、こうしてうつっぽくなって、泣いたりもしている。

でも、「方向性は間違っていない」と主治医は言うから、これが回復への道のりと信じよう。

母への手紙

用事があって、母に手紙を書いた。

(この時もペンが進まなくなった時、症状が現れた。思うように完了できなくて焦りがあったからだと思う。呼吸が少し意識されてしまい、息が荒くなっていたかもしれない。)

(そして今、その時のことが思い出されたせいだろう。口の中が乾いているのが意識にのぼり、落ち着かなくなっていることに焦りを覚えている。手元のぬるくなったお茶を飲む… ごくごく)

前回の帰省では母にイライラしてしまい、怒りをぶちまけてしまった。

それがあって、手紙も出さなくなってしまっていたが、必要に迫られて何度か書いている。

用事だけでは味気ないので、何かないかなあと話題を探して手がとまっていたが、サボテンの話をしようと決めて書くうちに、なんとなくイラストを入れてみた。

色をつけると、なかなかかわいかった。

そうだ。

色えんぴつでサボテンを塗っていたほんの数十秒、これは楽しかった。

よかったよかった。

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