外出で
今日はがんばって駅前まで外出した。
水筒もタオルもお薬も持った。
バス停に着いて早速水筒を出そうとしたらもうバスが目の前に来た。
もしなんだったら、(家に)戻ろう… って思ってすぐのことだった。
乗る。
乗ってからがまた落ち着かなかった。
優先席に腰かけ、額の汗を拭う。
無理そうだったら途中で降りればいい。
そう思ったし、思うべきだとも思った。
落ち着かないままになんとか駅前に着いた。
乗車していた時間はおそらく10分あまり。
用事三つ
バスを降りてからもザワザワした症状がおさまらないままに目的の用事を済ませようとがんばった。
まずはブックオフで洋服を買い取ってもらう。
査定の所要時間は25分だった。
同じビルにある100均のお店で猛スピードで買い物を済ませる。
商品がどこにあるのかわからず2度、たずねる。
これも、一瞬、今日はもういいか(あきらめるか)と思ったけど、思い直して店員さんに聞いた。
だいぶがんばった。
査定が終わるまでまだあと10分ある。
また同じビルの地下にあるスーパーに行き、ここでも猛スピードで買い物を済ませる。
ココロは落ち着かず、何かに怯えている。
なんとか落ち着きたい。
自分を助けるために苦し紛れに口から出た言葉は「順調だよ、順調」だった。
そう、来るときのバスも待たずして来たし、ブックオフも混んでなかったし、買い物もすぐ済んだ。
何もかも「順調」だよ。
二度、三度、自分に声をかけ、私も「そうだ、そうだ」と納得した。
少し、気が紛れた。
スーパーでの買い物を終えてブックオフに戻ったのは時間ちょうどだった。
6点の品物の買い取り額は492円だった。
…まあいい、今日の往復のバス代がまかなえた。
よしとする。
ビルを出るとかーっと暑い。
ああ…、暑いのもダメなんだよ。
熱中症を異常におそれているんだよ。
笑われるだろうけど、ちょっと暑くても怯える。
もう、精神的によろよろであった。
だいじょうぶか? バスに乗れるか? 家までたどりつけるか?
どうにかなりそう…
この、「どうにかなりそう…」のセリフがココロに見えた時、頓服薬を飲もうと決めた。
横断歩道で信号を待つ間、ポーチから薬を出して飲んだ。
11時半過ぎであった。
家を出たのはたしか、10時40分頃だったと思う。
外出して1時間足らずのことだった。
ブックオフの用事だけ済ませられればそれだけで上出来。
なんなら、受付だけして帰ってきてもいいって思ってた。
100均とスーパーの買い物は、「できればしていきたい、無理ならあきらめる」つもりだった。
駅前でさえしばらく行っていなかったから。
薬に助けられて(使って)、この三つの用事を済ませることができた。
薬の効き目
バスに乗る前に飲んだ頓服薬は20分足らずで効いた。
バス停に並んでからバスを降りるまでの間に効いたことになる。
助かった。
降りるときには落ち着いていた。
これで帰宅後もラクになる。
服用後に何か反動があるのではなかろうかという心配もあったけれど、出先でのあの体調では飲んでよかったと思う。
主治医もいつだったか「薬も道具だからうまく使いながら」って言ってたし。
不安障害の症状って、ほかの人たちはどんななんだろう。
みんな似たような感じなのかな。
私は自分の症状を言葉で言い表すことができないでいる。
主治医の診察でも「つらい」という言葉ばかり使っている。
「つらい」が一番、言い表せている気がする。
いや、手っ取り早いんだろう…、気持ちそのままだから。
でも、自分の体調ノートへのメモには「つらい」はあまり使われなくて、よく使うのはこんな言葉たち。
「怯え」「おそれ」「動揺」「ざわつき」「違和感」「何も手につかない」など
うつ気味になって泣くこともあるから、それは「泣く」「涙ぐむ」で記録する。
あまり書くとそれがまたかえってこわくなってしまうから、気を付けながら書いている。
痛かったりかゆかったりも大変だけれど、症状をはっきり言い表せられなくて、つらいつらいって言ったり書いたりしてるのって何だかな… って、ちょっと思ってしまう。
もっとも、この症状から脱出できればいいから。
早くそうなりたいよ。

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